さて。鍋、食べてますか?
自炊で作る鍋は、どかっと一気に野菜が摂れる・ラクに作れる・味のパターンも豊富で最高。皆、絶対おいしいマイレシピを隠し持ってるはず。
そうやってにらみを利かせ、同僚たちと鍋について話していると、案の定「鍋づくりにそんなTIPsが!?」と新発見だらけだった。これは、そのとき話した内容を起こした記録である。
集まった鍋レシピの中から4つをピックアップしつつ、最後には実際にキムチ鍋を作ってみた。それではどうぞ。
推し鍋 Pick UP
スタッフから届いたレシピの中から、4つをピックアップ。
🍲 きのこたっぷりキムチ鍋
材料(目安):
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キムチ鍋つゆ(市販/ミツカンが安定とのこと)
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白菜、大根、豆もやし、ニラ
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きのこ類(えのき、エリンギ、舞茸、しいたけ)
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厚揚げ豆腐
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豚肉
作り方:
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具材を食べやすい大きさに切る
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鍋につゆと具材を入れて煮込む
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最後にニラを一列に並べて仕上げる
「えのき、エリンギ、舞茸、しいたけがマイベスト。しめじは個人的にあんまり」とのこと。きのこの相性をすでに吟味した上で、もう正解が出ているらしい。
豆腐は「スーパーで売ってる絹厚揚げが最高。お鍋に入れたら美味しすぎて、その日から豆腐は厚揚げ一択になった」そう。もやしも普通のもやしではなく、豆もやし派。
そして最後のニラ。「鍋ってごちゃごちゃしがちだけど、最後にニラをもつ鍋みたいに一列に並べるだけで見た目が綺麗になる」。ニラは鍋の定規かもしれない。
🍲 木村拓哉さんの餃子鍋
木村拓哉さんがおすすめしていたレシピとして話題になった餃子鍋。スタッフの一人が「準備不要でめちゃうま」と教えてくれた。
材料(3〜4人分):
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あごだしパック 2パック
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水 約800ml
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白菜 1/6玉
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えのき茸 1パック
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椎茸 4個
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もやし 1袋
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にんじん 小1本
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木綿豆腐 1パック
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さつま揚げ 4個
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冷凍餃子 お好みの量
つけダレ: ポン酢と食べるラー油を1:1で合わせる
作り方:
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鍋に水を入れて沸騰させ、中火にしてあごだしパックを入れて3〜5分煮出す
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白菜はざく切り、えのきは石突きを落としてほぐす、椎茸は食べやすい大きさに、にんじんはピーラーでスライス、木綿豆腐は8等分、さつま揚げは短冊切りにする
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だしパックを取り出し、具材を加えて煮る(※にんじんは薄いので最後にサッと)
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具材に火が通ったら、凍ったままの冷凍餃子を入れて、少し煮込んで完成
野菜をピーラーでスライスするのは火の通りを早くするテクニック。しっかり味がついた鍋つゆ……ではなく、つけダレと組み合わせるのが良さそう。なかなかやらないレシピなので、聞けてよかった。
詳しいレシピはこちら: テレビ朝日系列 「家事ヤロウ!!!」Instagram
🍲 チョー疲れたときのためのごま豆乳鍋
材料(目安):
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ごま豆乳鍋つゆ(市販)
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ミックス野菜パック 1袋(鍋用が望ましいが、野菜炒めミックスでもOK)
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カット鶏もも 300g
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しめじ 1パック(もしくは、もやし1パック)
作り方:
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鍋底に野菜を敷き、その上に鶏としめじを並べる(もやしの場合は野菜と一緒に下へ敷く)
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鍋つゆを規定量注ぎ、ふたをして煮るだけ。鶏肉に火が通れば完成。
「豆乳鍋って、いい意味で普段飲んでいるような豆乳っぽさがないというか。イヤみのないまろやかさで、この冬の定番です」とのこと。
真似したいのは、カット野菜・カット肉を使っているところ。包丁を使わず、洗い物も極力出さない。疲れた日でも栄養満点のご飯がすぐ作れる救世主。
🍲 薬味で食べるあごだし鍋
材料:
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あごだし鍋つゆ
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ちくわぶ
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ほたての貝柱
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お好みの野菜や具材
薬味(主役): おろしにんにく、おろし生姜、柚子こしょう(全てチューブでOK)を1:1:1の割合で
作り方:
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あごだしつゆで好きな具材を煮る
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自分の器に取り分けたあと、薬味を各1cmずつ入れて食べる
餃子鍋とテイストが近いけど、ちくわぶとほたてという少しこだわりのある組み合わせを、薬味をつけて食べるのが面白い。この冬は、あごだしをマストで用意しておくのが良さそう。
他にはこんな鍋の楽しみ方も
詳しいレシピではないけど、こんな声もあがった。
「特別なこだわりはないけど、ポン酢に合わせるのが好き。えのき、白菜、豚バラをたくさん入れたい。豆腐も好き」
ポン酢も人気。食べるラー油(餃子鍋レシピ参照)を組み合わせるのが良いってこと、教えなきゃ。
「今年はKALDIの海老仕立て味噌鍋つゆを鬼リピしてます」
「無印良品の海老のビスク鍋、濃厚で美味しいです!!」
えびも人気。そして海老がメインとなっている鍋つゆが、スーパーで並んでるイメージはないかも。KALDIや無印良品などで鍋つゆを買うと、暮らしの丁寧さが上がる気がするのは私だけだろうか。
キムチ鍋、実際に作ってみた
さて、ここからは実践。今回は、トップバッターとして紹介したキムチ鍋を作ってみることにした。スタッフのこだわりを取り入れつつ、ロジハウスのキッチンにて実際に作ってみる。
ちなみに、キムチ鍋といえば「赤から」の鍋つゆにハマっているスタッフもいた。弊社では辛いものが人気らしい。
材料を準備
今回用意したのはこちら。

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キムチ鍋つゆ(ミツカン)
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白菜
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大根
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きのこ類(えのき、エリンギ、舞茸、しいたけ)
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豆もやし
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絹厚揚げ
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ニラ
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豚バラ肉
スタッフのこだわりに倣って、もやしは「豆もやし」。豆腐は「厚揚げ」をチョイス。きのこもしめじ抜きで4種類揃えた。

煮込んでいく
鍋につゆを入れ、具材を投入。

白菜や大根など火の通りにくいものから先に入れて、きのこ類、豚肉と順番に。厚揚げは煮崩れしにくいので、わりと早めに入れても大丈夫そう。

ぐつぐつ。良い香りがしてくる。
仕上げはニラを一列に
最後の仕上げ。教わった通り、ニラを一列に並べてみる。

急に「ちゃんとした鍋」感が出た。もつ鍋屋さんで見るあの感じ。ニラは火が通りやすいのでちょっとだけ煮る。
完成!

大根と厚揚げがとくに最高だった。汁物に大根を入れるのはおでんや豚汁のイメージが強いが、鍋にとてもよく合う! 厚揚げは木綿豆腐よりも食べ応えがしっかりあるのと、豆もやしのシャキシャキ感も良いアクセント。
そして、きのこを4種類も入れるとそれぞれ食感が違って楽しい。個人的MVPは舞茸。香りがキムチつゆと合っていて好きだった。
さて、弊社の鍋レシピを紹介したところで……次はあなたの番です。鍋TIPsを教えてほしい。
