もう冬になりつつありますが……この秋ビビビッ! ときたアイテムたちをただただ紹介しようというコラムです。ただただほしいもの、略して「ただほし」として毎月のように更新していけたらという気持ちです。(物欲おばけなので毎週でもいいかも。)
では選りすぐりの5つのアイテムをご紹介。
1.BIOTOPのダウン
クローゼットの中は黒やグレーや白などのニットばかりで、無難な色を好みがちな秋冬。けれど、アウターだけは“無難”では終わらせたくない。
なぜかというと、街に出るたび目に入るのはその一枚だから。
自分のテンションを上げてくれる一枚を探すのが、冬の始まりの小さな楽しみでもあり、苦しさでもある。(なかなかいいのが見つからなかったり、お財布との相談に負けたり……)
そんなときに雑誌でみかけたBIOTOPのダウン。
目を引くデザイン性と色味に一目惚れ。ナイロン製のベルトはたらんと垂らしたままでもいいし、キュッとしぼってリボン結びにしてもかわいいだろうと、着用の妄想が広がる。もう家には水色のアウターが4着あるけれど、まあそこは気にせずに今年の候補にいれておこう。
2.Mame Kurogouchiのセットアップ
こちらも雑誌で一目惚れしたお洋服。上下別で購入可能だが、セットアップだからこその美しさには勝てぬまい。濃いネイビーのお上品な光沢感と袖と腰回りのシルエットの良さにさすがのマメだとグッときた。
この深みのある光沢感は、シルクの⽷断⾯に近いトリアセテート⾼混率のサテン地に、エンボス加⼯を施してスムースレザーに近づけたからこそだせるものだそう。ふむ、こだわりがすごい。
わたしはセットアップを着ることがあまりない。キマりすぎちゃう感じがして、ちょっと苦手かもしれない。
だがそんな考えが吹っ飛ぶほど欲しくなる一着。これを着るときは大いにキマらせていただきたい。
3.YUICHI TOYAMA.のメガネ
一度は落ち着いていた自分の中の“メガネブーム”が、またじわじわ再燃している。日本人デザイナーの眼鏡は、顔のつくりに合っていてやっぱりかけやすい。最近は、ファッションに合わせてあえて大きめのフレームをかけるのが好きだ。
南青山に店舗があるので、近いうち試着しにいこうと思う。次のただほしに眼鏡が入ってなかったら、無事購入できたと思っていただければ。
4.SWIMAYAのバッグ
ただほしと言いながら、我慢できず買ってしまったものもある。このバッグだ。
一目惚れだった……わたしは六芒星のデザインにめっぽう弱い。
服やバッグを買うときは、どんな場所でどんな時間を過ごしたいかを自然と考えてしまう。
このバッグはクリスマスのディナーやお気に入りの美術館に行くときに合わせたいなと思った。繊細な刺繍が施されていながらたっぷりと荷物が入るサイズ感がわたし好み。
受注会のときに、持ち手やベロアのカラーなどをカスタムできると聞いてワクワクが止まらなかった。コートの上からでも肩がけできるようにと、長めの持ち手をチョイス。届くのが待ち遠しい〜〜
5.Admisiónのキャンドルリッド
ここまで書いてきて思ったが、いいなと思ったポイントを言語化するのは苦手だ……「なんかかわいい、なんでか分からないけどほしい」というので買っちゃいがちだからだ。これもそう。気づいたら欲しいものリストに入ってた。
TSUMIKIは、キャンドルリッド(蓋)でありながら、自由な解釈でオブジェとしても楽しめるようデザインされているそう。すべて手作業で作られた、素材や形のいびつさに愛おしくなる。
キャンドルに蓋がいるのかは分からないのだけれど、お部屋のお気に入りたちとの相性も良さそうだし、自分用のプレゼントにしよっと。
この季節はクリスマスにかこつけて自分へのご褒美を買いがちだよなあと思っていたけど、年中やってる戦法だった……
物欲と戦う毎日は本当に楽しいなあ。
おわり。